発売当初は使い物にならなかったPixel budsの今を記していきます。
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過去にはこんな記事も書きました。
何が問題だったのか
発売当初は音飛びが数秒毎に必ず発生する問題と、再生時にジーというノイズが常時乗る2つの問題がありました。
特に音飛びは目も当てられない程の欠点で、これを一つのデバイスと称して良いのか疑問なくらい大きな問題でした。
ノイズについては、感じる方と感じない方がいるようですし、もしかしたら個体差があるのかもしれません。
私はどちらの問題にもぶつかり、腹の虫がおさまらないので一度返品という形で手放しました。
なら何故、今手元にPixel budsがあるんだって話なんですが。
元々デザインや音は気に入っていたので、実は手放す事を少し悔いていたのですが、たまたま安く購入出来るショップを見つけてしまいまして…一度この2つの問題には目を瞑り、個体差で問題がある事に淡い期待をし、再び購入した次第です。
そして、また同じ問題があるようであればフリマアプリで出品しようと考えていました。
が、問題はこの個体でも同じく発生しました。
現在
ですが運が良い事に、イヤホンが到着する前日(9月中旬)に音飛びを修正するパッチが入りました。
こちらのパッチをひどく面倒なアップデート方法(15分再生した後、ケースに戻す)で当ててみると、音飛び問題は完全に修正されていました。
ですが、ノイズの問題は未だ抱えたままです。
とはいえ、これでようやくPixel budsはイヤホンへと進化を遂げ、評価しうるデバイスと成りました。
一月使っての評価
良いところ、気になるところを記していきます。
デザイン
手放しで褒めることの出来る数少ない部分なんじゃないでしょうか。
イヤホン本体もケースも小さく丸っこくかわいいです。




音質
聴き疲れしない無難な音を鳴らし、中程度の解像度を持った音質だと思います。
高音、低音を綺麗に鳴らすのが苦手な印象で、全音域に薄いフィルターを一枚引いて聴いている感じです。
決して音が悪いというわけでは無いので、程よく音楽を聴ければいいという方には十分おすすめ出来る範囲です。
スマホのアプリ内で「バスEQ」をかける事が出来るのですが、こちらをONにしないと面白味のない音を鳴らすので、私は常時付けています。
ノイズ
音の再生時にジーっとうっすらコイル鳴きのようなノイズが乗ります。
曲が再生されている時はかき消される程度のノイズですが、曲の合間の無音時にははっきりと聴こえるので鬱陶しいです。
修正してほしい問題ですね。
装着感
どんな耳にも馴染む様な形になっているようで、私の耳にもしっかりとフィットしています。
空気孔が備わっているので、耳の内部が空気で圧迫されるような不快感はありません。
装着感はとても良く軽いので、スポーツを嗜んでいても気になる事は無く、ポロッと取れる心配も無いかと思います。
あまりおすすめはしませんが、耳からあまり出っ張らないので、寝ホンとしての可能性も秘めているかもしれません。
操作性
筐体の背をスワイプタップタッチすることで操作ができます。
1タップで再生・停止 2タップで次の曲 3タップで前の曲。
前か上にスワイプで音量アップ 後ろか下にスワイプで音量ダウン
少しタッチし続け離すと、時刻やスマホに届いている通知のアナウンスをしてくれます。
どれもちゃんと認識してくれるので、私的には、素直に前にスワイプで次の曲、後ろで前の曲、上下で音量の上げ下げで良かったと思うのですが、何か問題があったのでしょうか。
アップデートで自分好みにカスタマイズ出来るようになるのを期待しています。
Googleアシスタント
タッチしたままアシスタントに問いかける事が出来ますし、タッチとは別に、「OK Google」と呼びかける事もでき、こちらは骨伝導で音声を認識してくれるので感度がとても良いです。
小声で「ok google」と言ってもちゃんと反応してくれます。
翻訳機能
割としっかり通訳してくれますが、実用性があるのかはいささか不明です。
ペアリング
とても軽快にペアリング出来ます。
スマホがPixelであれば、ケースを開いてすぐにPixelの方で認識してくれて、あっという間に接続出来ます。
ペアリング後はイヤホンを取り出すと即ペアリングしてくれます。
バッテリー
公式では最大5時間再生と謳っていますが、私の環境だと3時間程で終います。